なぎなた(薙刀)とは

なぎなた(薙刀)は、古来より戦に使われてきた武器の一種です。
江戸時代には、戦で用いる武器という観点が重要でなくなり、
主に武家の女子の武道、人間形成教育の一環として盛んに行われるようになりました。

大正時代から昭和にかけては、競技武道として発展し、第二次大戦前までの「剣に対する薙刀」から、現在の「なぎなた対なぎなた」という競技武道になりました。

昭和30年には「全日本なぎなた連盟」が発足し、多くの薙刀術流派を統合する組織となりました。昭和58年の群馬国体から正式種目として「なぎなた競技」が認められ、国体に参加しています。

平成2年には「国際なぎなた連盟」が結成され、平成7年からは世界大会も開催されるまでに、日本国内の老若男女はもちろん、海外にも広がり、グローバルに発展しています。20150907_1

なぎなたは応用範囲の多い武器で刃や柄で攻撃にも防御にもなります。
現在のなぎなたは刃部は竹で、柄部は樫の木で作られ、
全長が210~225cmと定められています。

演技競技には、基本技、二段技、体捌き、払いなど、基本の技を組み合わせた「しかけ応じ」と、伝統的薙刀術の技を基礎とした「全日本なぎなたの形」の2種類があります。
どちらも二人一組となり演技をし、その技の優劣を競いあいます。

試合競技は、防具(面・胴・小手・脛当て)をつけて、相手の部位を早く正しく打突して競い合います。試合競技には個人と団体の2種類があります。

服装は、薙刀衣を着用し稽古帯を締め、紺または黒の袴を着ます。
長い爪やアクセサリー類は、ケガをしたりお稽古の妨げになるのでやめましょう。長い髪は飾りのない黒いゴムで束ねます。

 

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